平成仮面ライダー異色のヒロイン

意外な人の出演

平成仮面ライダーシリーズの作品から、多くのヒーロー・ヒロインが誕生しており、その中には出演後著名になり、多くのドラマや映画に出ている人も少なくありません。それまでどちらか言うと子どもの観るものとされていた特撮作品が、社会的に大人向きにも認知されるようになり、それがこういった現象に繋がっているのだと思います。
今回の記事は少し異なった視点で、「ああ、この人も出ていたんだ」いう、どちらかというとピンポイントで出演していた人を紹介します。

仮面ライダー電王(2007~8)と佐藤健(1989~)さん
【画像引用 アキバ総研】

加藤夏希(1985~)さん

【画像引用 Facebook】
俳優でモデルでもある加藤夏希さんが「仮面ライダー龍騎」で「仮面ライダーファム」を演じられています。仮面ライダー龍騎(2002~3)は平成仮面ライダーシリーズ3作目の作品で、13人の仮面ライダー同士が戦い、最後に残ったひとりの願いが叶えられるという異色の作品でした(筆者は平成仮面ライダーシリーズの中では一番よくできた作品だと思います)。
仮面ライダーファムはドラマ中での出演はなく、「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」(2002)とテレビスペシャル「仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS」(2002)に登場しましたが、テレビスペシャルは変身後の姿のみで、加藤夏希さんが出演するのは劇場版のみです。仮面ライダーシリーズ初めての女性ライダーということで注目され、もともと特撮好きだった加藤夏希さんは映画公開時、「光栄だと思います」とインタビューで発言されていました。1作のみの登場ですが、加藤夏希さんの美しさと、悲劇的な設定と相まって、印象深いライダーになっています。

少しほっこりする記事が載っていたので紹介しておきます。
加藤夏希親子の会話

「仮面ライダー龍騎」より仮面ライダーファム
【画像引用 NEVER】

広瀬アリス(1994~)さん

【画像引用 東映】
俳優でモデルでもある広瀬アリスさんも仮面ライダーに出演しています。彼女の出演作もドラマではなく、映画「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」(2009)で、ライダーのパートナーである「電波人間タックル」を演じています。電波人間タックルは、もともと昭和仮面ライダーの「仮面ライダーストロンガー」(1975)のキャラクターで、元の作品でもライダーのパートナー的存在です。映画のストーリーは原作でのタックルをリスペクトする内容で、私は原作を観ていなっかたのでよく判らなかったのですが、当時の作品を観ていた人には感慨深い内容だったそうです。
この映画に出演してした時点では、まだあまり有名ではなかったので、特に話題にはならなかったみたいですが、のちの出演作でも見られる可憐な演技を観ることができます。


蜂女と戦う電波人間タックル
【画像引用 Facebook】

滝沢カレン(1992~)さん


【画像引用 やすのブログ】
今回紹介する3人の中では一番意外な人かも知れません。その美人な外面と不可思議(?)な言動のギャップで人気のある、モデルでタレントの滝沢カレンさんが、まだブレイクする前に「仮面ライダーフォーゼ」に出演していました。仮面ライダーフォーゼは学園ものと宇宙ものを合体させた作品で、主人公の目的が「ダチを作る」ことで、最後は敵のボスキャラまで「ダチ」するという展開でした。滝沢カレンさんが演じたのはライダーではなく、「アクエリアスゾディアーツ」という怪人でした。役柄も真面目で一途な性格という役柄で、デビュー間もないころで拙さを感じますが、ひたむきさが伝わる演技でした。上記の広瀬アリスもそうですが、ライダーの出演を知ったのは最近で(リアルタイムで観ていたのですがその時は気が付きませんでした)、かなり意外な感じでした。


「仮面ライダーフォーゼ」よりアクエリアスゾディアーツ
【画像引用 やすのブログ】
というわけで、「意外な出演者」を紹介しました。また男性編や他の特撮作品編なども書いてみたいと思います。

「仮面ライダーフォーゼ」に出演していた福士蒼汰(1993~)さんと清水富美加(現・千眼美子)(1994~)さん
【画像引用 六代コラム】

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local_offerevent_note 2021年1月22日
  • スピノザ

    フィットボクシングでダイエットしてます