UCCコーヒー博物館見学記

今回は日本で唯一と言われるUCCコーヒー博物館の紹介をします
コーヒー博物館は1981年に開催された神戸ポートピアランド博覧会の際に建てられたUCCコーヒー館を母体として作られた施設です。
元々はコーヒーカップの形を模したユニークな建築でしたが、1986年のリニューアルに伴い、建築の外装をコーヒーの原産地と言われる、アラブのモスクを模した建築に改装されました。

↑ 写真は選別の様子を再現したものです
展示内容は起源、栽培、流通、加工、文化、情報の6分野にわたります。
最上階に上がり、緩やかなスロープを降りながら、展示内容を観る形になっています。
各コーナーにはコーヒーの精製や蒸留に使う器具が時代順に並べて展示されており、また映像資料が豊富に用意されています。専門的な内容を分かりやすく説明しており、コーヒーに特別興味のない人が見ても楽しめる内容です。
1日数回テイスティングクイズが実施されており、正解者には証明書がいただけます。
また館内に喫茶店が併設されていて、世界中のコーヒーが頂けます。若干値段が高めですが、それだけの味のコーヒーは頂けます。
筆者もポートアイランド博の時に1度行っており、今回はそれ以来の見学になりました。かなり以前のことなので記憶も曖昧ですが、間違いなく内容はヴァージョンアップされており、特に博覧会時にはあまりなかった映像資料が充実しています。

↑ 上の写真は抽出を行う機械の展示です
アクセスはポートライナーの南公園駅から3分ぐらいのところにあります。最上階までエレベーターで上がれば、後はスロープを降りるだけなので、身体に障害のある方の利用も問題ありません。映像・音響資料も豊富なので、視覚・聴覚の障害のある方も楽しめると思います。入場料は大人300円ですが、障害者手帳を提示すれば150円で入場できます。展示物の写真撮影は問題なく、むしろSNSでの拡散が奨励されています。
近くに青少年科学館やIKEAがあるので、併せて行かれても良いかと思います。
コーヒーに特化した博物館というのは珍しいので、一度行かれてはどうでしょうか。
UCCコーヒー博物館公式サイト

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local_offerevent_note 2019年12月3日
  • スピノザ

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