女性はなぜ算数や数学が苦手?

一般的に、女性は算数や数学が苦手と言われています。バンダイが調査した小中学生の男女別の苦手な教科でも、女子では算数と数学は1位です。

【画像引用 Rese Mom  小中学生の好き・苦手な教科ランキング、総合1位は?】

また、下記のグラフを見ると、数学が必要とされる大学の工学部でも、女性の学生の比率は圧倒的に少ないことが分かります。

【画像引用 工学スタイル】

なぜ、女性は算数や数学が苦手な人が多いのか。好きになるにはどうすればいいのかを参考文献を基に書いていきたいと思います。

女性が算数や数学が苦手な人が多い理由は、以下のようなものが挙げられます。

〇現実性がない

女性(脳)は、現実的に考え、自分の日常生活にある身近な人やものを大切にする傾向があります。太古の昔に、集落で木の実を取り、子供を育ててきた女性脳の特性です。このことを考えると、確かに女性は算数や数学の問題が苦手かもしれません。そのため、下記のような問題には現実性を感じないのかもしれません。

【画像引用 算数星人のWeb問題集】

【画像引用 学びの場.com】

日常生活を送っていれば、三角形の辺の長さや電車が鉄橋を渡る時間や速さを考えることはありません。考えるのは、仕事の優先順位や、その日の夕食の献立、家のティッシュペーパーのストックがあったかなどです。

〇問題に物語性がない

突然ですが、下記の問題はどのような物語でしょうか?

【画像引用 ヤフー画像】

答えは、「物語はない」です。この「物語はない」こそ、女性が算数や数学を苦手とする理由のひとつにあげられるかもしれません。女性は物語によって感情移入する傾向があります。しかし、算数や数学の問題には物語がありません。そのため、女性は、問題に感情移入が出来なのだと思います。ただ、筆者もそうでしたが、下記のように物語がある程度ある問題だと興味を持って解けたりします。

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【画像引用 ヤフー画像】

〇論理的でかわいらしさがない

当たり前ですが、算数や数学は論理の世界です。そのため、女性が好むかわいらしさはありません。言い方を変えれば、算数や数学の問題はスッキリしすぎているのです。女性脳は、複雑系でかわいらしいものを好むので、算数や数学の問題のようにスッキリしたものにはなじめないのかもしれません。


 

では、女性が算数や数学を好きになるにはどうすればいいのか、書いていこうと思います。

〇身近なものに置き換えて考える

やはり一番覚えやすいのは、身近のに置き換えて考えることだと思います。その代表例が買い物でしょう。実際に買い物の文章題は多く存在します。

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【画像引用 ヤフー画像】

他にも学校やお出かけに行く時間の計算、趣味で集めている雑貨などを入れる箱の大きさや容量などの計算もよいかもしれません。

〇物語性のある本を読む

算数や数学の本でも、物語性のあるものを読むとよいかもしれません。マンガなども絵や物語性があっておススメです。

【画像引用 kadokawa ゼッタイわかるシリーズ】

〇好きなものと関連付ける

これはどの科目でも当てはまるかもしれません。趣味に関する情報や好きな漫画の登場人物の名前など、誰でも好きなものは頭に入ってきます。趣味と関連付けて、「好きなアイドルのコンサートのチケット代と会場までの交通費にグッズの予算を足すと何円になるか」、「本屋さんで660円のコミックを3冊買うと何円になるか」などと考えると頭に入ってきやすいかもしれません。

この記事を書く際に参考にした「女の子の算数力の伸ばし方」には、「楽しいからやる気が出る」と記されています。筆者もそう思います。誰でも楽しいことはやる気が出るものです。幸い現在は、漫画やかわいらしいイラストの解説付きのテキストがたくさんあります。また、筆者の経験から、スマホやタブレットのゲームアプリ内の体力回復、通貨や付与ポイントの計算もおススメです。しかし一番は、自分に合った勉強方法を見つけることだと思います。

 

参考文献

インターナショナル新書 女の機嫌の直し方

東洋経済新報社  女の子の算数力の伸ばし方

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local_offerevent_note 2020年2月28日