いくつかの金融機関で硬貨の預け入れに手数料が発生するようになりました。この出来事がセルフレジやセミセルフレジが置いてあるお店の店員さんをちょっと困った状況にしているようです。
セルフレジやセミセルフレジに小銭を多く投入し、お札でお釣りをもらう手法があります。「逆両替」とも呼ばれるこの手法は、一見合理的に見えますが落とし穴があります。あまりに多くの小銭を投入したり、誤って異物を入れてしまうと機械の停止や故障が起きるのです。この事態に店員さんは頭を悩ませているようです。
一度機械が止まってしまうと復旧に時間がかかってしまいます。お会計をスムーズにするために設置したはずが、逆にレジが混雑するという本末転倒な結果になってしま事もあるようです。
お店の側も小銭を機械に入れることを禁止しているのではなく、あくまで「常識の範囲内」、多くても20枚から30枚までの投入をお願いしています。逆両替はできれば行わない方がよいとは思いますが、もし必要がある場合は「常識の範囲内」で行い、店員さんや他のお客様の迷惑にならないようにしたいものですね。
