ジョブエルファームの1年~その7~

思ったより早く梅雨明けになりましたね。ジョブエルファームでは夏野菜が成長中です。今回は、作業をしている利用者さんたちにも話が聞けました。

トマト

下の写真を撮影したときはまだ実が青かったですが、現在は赤くなったので収穫し販売しています。トマトを育てる上で気を付けないといけないことは、
1.水のやりすぎ

2.   肥料過多

3.病気・害虫

などです。3の「病気・害虫」ではたとえばカルシウムの欠乏で起きる「尻腐れ症」になると下の部分が黒くなってしまい、治らないのでそこを切って捨てないといけないそうです。この病気は水分や肥料(正確にはチッ素)の多すぎでもなることがあるので、1の「水のやりすぎ」と2の「肥料過多」にも注意しないといけません。

なすび

なすびは紫色の綺麗な花が咲きました。筆者がなすびの花を見たのはこの日が初めてです。なすびを育ててみて利用者さんたちは、スーパーで売っているものと種類が違う気がすること、なすびを種から育てようと思うと2月くらいから準備をはじめないといけなく大変なので、来年も苗から育てるのがよいかもしれないと思ったそうです。ちなみになすびは花が咲くと必ず実がなることから、「親の意見となすびの花は千に一つも仇はない」という言葉があります。

きゅうり

きゅうりは今回、「地這い」というという栽培方法で育てています。撮影時、茎に隠れて見つけにくかったですが黄色いかわいい花が咲いていました。玉ねぎを育てた後の土は養分が豊富できゅうりと相性がよいそうです。また、収穫する時に葉を分けて探さないといけなければいけませんが、支柱を立てたりするなどの手間がない分楽なためこの方法で育てることにしたそうです。もし来年もきゅうりを育てるとしたらまたこの方法にする可能性はあるとのことです。

厳しい暑さの中、利用者さんたちと支援員の人たちが雑草抜きや水やりなどを頑張っています。利用者さんたちに夏野菜を育てる上での大変さと楽しさを聞くと、「水を枯らせないようにしないといけないが、肥料や種をまく作業でいい汗をかくことができる」とのことでした。雨の後は土の乾き具合で水の量を調整するらしいです。また、雑草はなるべく早く根元から取り除くことを心がけているとのことです。今後も暑さが続くので、こまめに水分補給をしながら畑仕事を続けたいと話していました。突然の雨などもあるので体調管理には気を付けて収穫や手入れをしてほしいなと思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ
local_offerevent_note 2022年7月26日