☆白菜が2つ獲れました。
12月23日に、ジョブエルファームで初めての収穫をしました。
収穫する野菜は、冬が旬の蕪とほうれん草、白菜が少しです。
前日の22日は、一日中曇りと雨でしたが、この日は晴れて日差しもあり、少し暖かく、収穫には最適の日でした。
☆ほうれん草は少し小振りです。
☆蕪は大きく育ちました。
参加人数が多いため、とてもジョブエルファームはとても賑やかでした。
蕪は、絵本の「おおきなかぶ」のように、思いっきり引き抜くことが出来ました。様々な大きさの蕪が収穫できました。ほうれんそうは、土の中に根がしっかりと張っているので、土を掘ってから抜くのがコツです。
土から掘り出し、水とたわしで土を洗い落とすと、蕪の白さやほうれん草の緑の濃さがよく分かりました。
蕪やほうれん草、白菜は冬が旬の野菜と書きましたが、どんな栄養素があるのか少し説明します。
〇蕪
蕪の根には、アミラーゼが含まれており、胃もたれや胸やけを解消する働きがあります。蕪の葉は、βカロテンを多く含んでいます。βカロテンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用の他に、体内でビタミンAに変換され、髪や視力、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。また、ビタミンCも含まれており、風邪の予防や疲労回復、肌荒れにも効果があります。
〇ほうれん草
ほうれん草の赤い根の部分には、マンガンが含まれています。マンガンは、カルシウムやマグネシウムと共に、骨の形成や健康維持に効果があります。また、上記の蕪と同じく、ほうれん草もβカロテンやビタミンCを多く含んでいます。冬のほうれん草に含まれるビタミンCは、夏のほうれん草の約3倍です。
〇白菜
白菜は、ほとんどが水分でできていますが、カリウムややカルシウムなどのミネラルが豊富です。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、高血圧を予防する効果があります。カルシウムは、骨の元になる他に、神経の情報伝達でも重要な役割を果たします。どちらも人体には欠かせないミネラル類です。
収穫した蕪とほうれん草は、翌日の24日に昼食に作ったスープに入れて頂きました。23日と24日は、野菜で冬を実感する2日間でした。
今はスーパーで季節に関係なく野菜が買えることが多いですが、今回の収穫で、なるべく意識して季節の野菜を食べるようにして、季節を実感したいと思いました。
