1月25日(金)に、福祉施設で、「50℃洗い」の講座に参加しました。
50℃洗いとは
その名のとおり、50℃のお湯で食材を洗い、様々な恩恵を受ける調理法です。
実際には48℃~52℃が調度よいとされています。
今回は、50℃洗いで調理した食材と、普通に調理した食材を食べ比べます。
今回の食材
1 米
1回洗うと、普通の水より白く濁りました。
50℃のお湯で洗うのは1回のみ。
2回目は普通の水で洗います。
15℃の水に30分つけてから炊きます。
しゃもじでよそう時、全くしゃもじに米が付かなかったのです。
2 野菜
今回は玉ねぎとキャベツです。
ヒートショックを起こして、活性化させます。
お湯を吸収して、みずみずしくなり、旨みが逃げるのを防ぎます。
ある程度つけたら、もう一度50℃で洗うとよいとのこと。
3 果物
今回はバナナ、りんご、いちごです。
バナナ・・・5分位つけると、えぐみや皮に付いている薬剤を落とせて、美味しくなります。
いちご・・・薬剤の除去、へたが上がってくる、香りや甘味が増す、艶が良くなる、けばけばが消えると、良いことづくめです。
りんご・・・野菜と同じくヒートショックを起こして、炊飯器で炊いて味を較べます。
4 鯖
皮の柄が良くなり、余計な脂や臭いが取れます。
焼いてもグリル網にこびりつかず、脂もほとんど落ちていませんでした。
ちょっとした一手間で美味しさが大きく変わります。
皆さんも一度やってみてはいかがでしょうか。
参考
農薬工業会 50℃洗い ページ
http://www.jcpa.or.jp/column/vegetable/temperature-50.html