バリアフリーの情報とコミュニケーションサイト「ナレバリ」

 

【画像引用 ナレバリ トップページ

ナレバリ」というサイトがあります。障がいに関する情報が掲載されていてなおかつ障がいの有無や年齢、性別や国籍に関係なく多くの人が交流し合えるコミュニティとしてのサイトです。

ナレバリ」の中には障がいに関する情報をブログ形式の記事で掲載している「コミュニティページ」があります。閲覧はどなたでも自由ですが、コメントとのやりとりを行うためには無料の会員登録が必要です。実際に会員登録して、2つの記事を投稿してみました。投稿をすると、すぐに反映されるシステムになっているので、すぐに確認が出来てとても便利です。

投稿ページはとてもシンプルなものになっていて、作業としては文章入力と画像を載せるだけなので、パソコンの複雑な操作をすることなく投稿できるようになっています。

【画像引用 ナレバリ 投稿ページ】

コミュニティページのトップ

【画像引用 ナレバリ コミュニティページ

いくつかの「コミュニティページ」の記事を読みました。イベントの情報や障がいの当事者の方々の体験談が多く寄せられていますが、一般常識の範囲内であれば記事の内容は問わないようです。

コミュニティページ」で筆者が個人的に気になった記事を2つ紹介します。

〇「異常な気遣いは返って困る

簡単に紹介すると、障がいのある方は自分で出来ることは自分で行いたいので、過度の気遣いや助けは返って困るという内容です。筆者も過度に気を遣われて、その場では言えませんでしたが、困った経験があります。文中のようによく観察することや「何かお手伝いできることはありますか?」と一言声をかけ当事者の方の承諾を得て手助けをすることが大切だと多くの方に知っていただければと思います。

〇「バリアフリー本来の意味を考える

執筆した方が車椅子ユーザーのお母様と飲食店で食事をした際に困った出来事を書いた記事です。車椅子に対応していると聞いていたのに全然そうではなかったという内容です。筆者が文章から読み取った印象では、車椅子ユーザーの方や介助の方へのリサーチが不十分なままオープンしたお店という感じでした。物事を進める際には、当事者の方へのリサーチや意見の反映が大切だと改めて思いました。

コミュニティページ」には、上記の2つ以外にも、当事者の方の体験やイベント情報、日常生活の知恵などが掲載されています。自分と似た体験をされた方や日常生活の困りごとに役立つ情報が得られるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

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local_offerevent_note 2020年6月1日