私の好きなアニソン10選(2)

「今日も何処かでデビルマン」~「デビルマン」(1972)


作詞:阿久悠、作曲:都倉俊一、歌:十田敬三
「デビルマン」は永井豪(1945~)の原作によるアニメ映画です。繰り返しアニメ化されていますが、これが最初の作品です。阿久悠(1937~2007)、都倉俊一(1948~)はともに戦後の歌謡界で有名な方です。十田敬三(1942~)はアニソン・コマーシャルソングシンガーです。この曲はエンディングテーマで、デビルマンの哀切を歌っています。

「疾風ザブングル」~「戦闘メカザブングル」(1982)


作詞:井萩麟、作曲:馬飼野浩二、歌:串田アキラ
「戦闘メカザブングル」はロボットアニメです。犯罪を行っても3日間逃げ切れば、罪が許される異世界で、野望に生きる人たちの群像劇です。この度解散することになったお笑い芸人の「ザブングル」(1999~2021)はこのアニメから名前を取っています。井萩麟はこのアニメの監督の富野由悠季(1941~)の別名です。馬飼野浩二(1948~)は歌謡曲の作曲家、串田アキラ(1946~)はアニソンシンガーです。疾走感あふれる素敵な曲です。

「SILENT SURVIVOR」~「北斗の拳」(1984~7)


作詞・作曲:うじきつよし、歌:KODOMO BAND
「北斗の拳」は原哲夫(1961~)、武論尊(1947~)の原作による、「世紀末救世主伝説」アニメです。うじきつよし(1957~)はKODOMO BAND(1973~)のバンドリーダーでヴォーカリストです。この曲は第4部の主題歌で、ケンシロウとラオウの最後の戦いを勇壮に謳いあげています。

「トップをねらえ! 〜Fly High〜」~「トップをねらえ!」(1988)


作詞:松宮恭子、作曲:田中公平、歌:日髙のり子、佐久間レイ
「トップをねらえ!」はロボットアニメです。宇宙の果てから突然現れた謎の「宇宙怪獣」と、巨大ロボット「ガンバスター」との闘いを描いた作品です。絶望的な闘いを「特攻」で終わらせず、最後まで生き残ることを目指します。ラストシーンは何回観ても涙が抑えられません。松宮恭子(1956~)は歌謡曲の作詞家、田中公平(1954~)アニソンの作曲家、日髙のり子(1962~)、佐久間レイ(1965~)は主役の声優です。この曲は戦闘シーンで流れる曲で、覚悟を歌いながらアイドル歌謡のような楽しさに溢れています。

「JUST COMMUNICATION」~「新機動戦記ガンダムW」(1995)


作詞、作曲、歌:TWO-MIX
「新機動戦記ガンダムW(ウイング)」はガンダムシリーズの1作です。戦乱に明け暮れる世界に平和をもたらすために、秘密任務を与えられた5人のガンダムパイロットの物語です。TWO-MIX(1995~2009)は声優の高山みなみ(1964~)とミュージシャンの永野椎菜(1965~)によって結成された音楽ユニットです。当時流行した小室サウンドで、軽快な中にも闘いの悲壮さを歌っています。

「Tank!」~「カウボーイビバップ」(1998)


作曲:菅野よう子、演奏:シートベルツ
「カウボーイビバップ」は宇宙をまたにかける賞金稼ぎの物語です。菅野よう子(1963~)は様々なタイプの曲を書く作曲家で、シートベルツは菅野の曲を演奏するために作られたスタジオミュージシャンによる音楽ユニットです。曲はインストのみの曲で、小気味よいホーンセクションが活躍する軽快な音楽です。

「Shangri-La」~「蒼穹のファフナー」(2004)


作詞、作曲、歌:angela(アンジェラ)
「蒼穹のファフナー」は未知の生命体と命を懸けて闘う少年たちの物語です。作中で多くの登場人物が亡くなるかなり観ていて辛い内容でした。angela(1993~)はatsuko(1975~)とKATSU(1974~)で構成される音楽ユニットです。曲は物語の悲劇性と闘いの過酷さを激しく歌っています。

「もってけ!セーラーふく」~「らき☆すた」(2007)


作詞:畑亜希、作曲:神前 暁、歌: 泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾)
「らき☆すた」は美水 かがみ(1977~)の原作による、高校生の日常を描いたアニメ作品です。何気ない日常を様々なパロディ―を含みながら展開する内容は、こういった「日常系」アニメの先駆けとなりました。畑亜希(1966~)はシンガーソングライター、神前 暁(1974~)はアニソンゲーム音楽の作曲家です。平野綾(1987~)、加藤英美里(1983~)、福原香織(1986~)、遠藤綾(1980~)は主役を務める声優です。カラオケで歌うにはかなり敷居の高い歌です。

「キルミーのベイベー!」~「キルミーベイベー」(2012)


作詞:藤本功一、作曲:EXPO(山口優・松前公高)、歌:やすなとソーニャ(赤﨑千夏、田村睦心)
「キルミーベイベー」はカズホ(生年不明)の原作による、殺し屋の女子高生と「普通」の女子高生の友情(?)を描いたアニメで、全体的にスプラスティックな内容です。藤本功一(1976~)はアニソン・CMソングを得意とするミュージシャン、EXPOは山口優(1963~)と松前公高(1963~)で結成された音楽ユニット、赤﨑千夏(1987~)と田村睦心(1987~)は主役の声優です。なかなかナンセンスな名曲(?)です。

「THE HERO !! 〜怒れる拳に火をつけろ〜」~「ワンパンマン」(2015・2019)


作詞、作曲:影山ヒロノブ、歌;JAM Project(ジャム・プロジェクト)
「ワンパンマン」はONE(1986~)によるヒーローアニメです。強い敵と闘いたいのに、「ワンパン」で倒してしまう、少々天然系のヒーローの物語です。影山ヒロノブ(1961~)はアニソンシンガー、JAM Project(2000~)は影山も含むアニソンシンガーユニットです。「これぞヒーロー!」という主題曲です。

番外「手のひらを太陽に」~「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(2004)


作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、歌:タチコマ(玉川砂記子)
最後に番外編で「手のひらに太陽に」を紹介します。「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」は士郎正宗(1961~)の原作による、近未来を舞台にしたサイバーパンクアニメです。物語の終盤にAIロボットのタチコマ(声優:玉川砂記子(1962~))によって歌われるのですが、物語の根幹に触れるためここでは詳しくは紹介できませんが、感動的な場面で流れるため、多くの視聴者を泣かせました(私も泣きました)。開始から5分28秒ぐらいで流れます。

【画像引用 アニメハック】

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local_offerevent_note 2021年3月23日
  • スピノザ

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