探求の室―FOYER―
屋外の太陽光を取り入れてフロア全体が自然な明るさになるように設計された、オーバーハング(せり出したという意味)の水槽が印象的なエリアです。
ホームページでは泳ぐカピバラが見られるとのことでしたが、筆者が行ったときには残念ながら泳いでいませんでした。運次第といったところでしょうか。
水槽と向かい合わせの壁面には海と海の生き物をテーマにしたユニークな絵も飾られていて、現代アートを楽しむこともできます。「楽しむ」とはいえ、絵そのものはユニークでしたが筆者には分からない絵も多くありました。
和と灯の間―MIYABI―
この場所はこれまでとは打って変わって、花鳥風月を題材にした純和風仕様です。筆者の第一印象は、「昔の貴族や武家のお庭」でした。鯉や金魚が泳ぎ、優雅で趣がありました。筆者としてはここが「atoa」の中で一番非日常を味わる場所でした。桟橋の下にも水が張ってあるので、足を踏み外さないように渡りました。
奇跡の惑星―PLANETS-
大きな球体型の水槽を中心に円形に広がる空間は宇宙をイメージしています。近付いて魚を観ることもできますが、離れてみることで日本最大級と言われる球体型の水槽の大きさを実感します。壁際には、水槽を取り囲むようにたくさんの椅子があり、そこに座ってただ眺めているだけでこれまで歩き回った疲れが取れていくようでした。