神戸らんぷミュージアムに観に行きました

今回は神戸市中央区にある神戸らんぷミュージアムを紹介します。
ここは日本における照明の歴史を概観できる博物館です。北野らんぷ博物館から受け継いだコレクションを基に、関西電力の運営で旧居留地にあるビルに1999年に作られました。2013年に一度閉館されましたが、2018年に新しい収蔵物を加えて再開しました。
古代の火打ち石による火の誕生、松明や囲炉裏などの紹介を経て、近代におけるガス灯、石油等、電気灯に至る照明の長い歴史を見ることができます。
なんといっても実際に使われていた照明器具のコレクションは圧巻で、質・量ともに優れた内容です。また出来る限り照明を点灯しており、往時の照明の雰囲気を味わうこともできます。

リニューアルの際に、阪神大震災時の電気復旧の記録が追加されており、また映像資料も増えています。また照明を使ったアート作品も展示されています。
かなり専門的な解説が付けられていますが、難しく考えず照明の美しさを堪能するだけでも楽しいところです。また子供をつれての観覧も楽しめると思います。写真撮影もフラッシュをたかなければ自由で、むしろ施設自体がSNSでの拡散を希望しています。
内容を考えると300円の入場料はお得です。また障害者手帳を提示すれば無料で入場できます。床面はフラットなので車いすでの利用も問題ありませんし、音声による説明もありますので視覚障碍者の利用も可能です。場所は上記にありますように旧居留地なのでアクセス面でも問題ありません。
隣のビルにはKOBEとんぼ玉ミュージアムもあり一緒に立ち寄っても良いかと思います。
ぜひ一度見に行ってみて下さい。
追記:神戸ランプミュージアムは2023年2月末をもって閉館しました。良い施設だっただけに残念です。

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local_offerevent_note 2019年10月15日
  • スピノザ

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