上坂すみれ全国ツアー大阪公演を観て

SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説

【画像引用 AMEBAブログ】
2022年5月1日に大阪NHKホールで開催された、上坂すみれ全国ツアー「SUMIRE UESAKA LIVE TOUR 2022 超・革命伝説」に参加しました。上坂すみれさん(愛称すみぺ)は1991年生まれの声優・歌手です。上坂すみれさんについては以前2つの記事で紹介しました。
すみぺ様、降臨~声優の世界
私の東京物語(2)
特にふたつめの記事では、ライブを観るために東京まで行ったことについて書きました。その記事にも書きましたが、アクセスがうまくいかなかったため、コンサートの序盤が観られないというアクシデントに見舞われました。なので今回の公演では「とにかく最初から観たい」と強く思い、万全の態勢でコンサートに挑みました。

【画像引用 ヤフーニュース】
全国ツアーはコロナ禍もあって2019年以来です。全国4都市公演(千葉、愛知、大阪、東京)で開催されました。ツアーで4都市というのは少ないような気がしますが、本業の声優業が忙しくこれでも多い方だそうです。ホールは満席で、女性声優には珍しく女性のファンが多いのも特徴です。また声優ファンはファッションセンスがいまひとつ(筆者もふくめて)の場合が多いのですが、すみぺがファッションにこだわっているためか、同志(すみぺのファンの名称)は全体的なセンスがよいように思います。
ライブは常に「予感」という曲で始まります。毎回微妙にアレンジが違っており、同志にはおなじみの展開です。割と勇壮な曲なのですが、すみぺよるとプロレスで選手ごとに入場曲があることをイメージしたそうです。
最初はデビュー曲の「七つの海よりきみの海」(2013)からスタートしました。最近のネット記事で、若い人は歌の長い前奏や、ギターソロの部分をカットして聴く傾向があると紹介されていましたが(筆者は若くないですがたまにカットします)、この曲だけはカットしたくない曲です。1分近くある前奏は、チョッパーベースに先導され、高まる予感を連想させつつも、曲自体は萌えソングという不思議な曲です。
その後衣装替えのための2回の幕間映像をはさんで、2時間半あまり休憩なしで歌い切りました。前回のライブではダンサーもいましたが、今回はヴォーカルとバンドのみの編成でライブにのぞみました。アンコールも含めて22曲で、ヒット作やアニメ主題歌、アルバム収録曲も歌うなど、多彩な選曲で同志を魅了しました。
正直すみぺは初期の頃の歌声は、声優ゆえに活舌こそ良いものの、きちんと音楽の勉強をしていなかったためか、あまりうまいと思えなかったのですが、年月を重ねていく中でかなり努力をしたようで、近年は高音の伸びがよく、リズム感も優れていて、聴きごたえのある歌声になっています。
幕間映像は同志にはおなじみのグダグダ内容ですが、今回はすみぺの尊敬する大先輩声優の水樹奈々様が出演し華をそえました。最後は自らのテーマソングというべき「ウエサカダイナミック」(2020)で幕を閉じました。
声優・アイドルのコンサートはサイリウムと歓声というのが付きものなのですが、コロナ渦のご時世で、歓声はできません。なので今回のライブでは時折、あらかじめ録音した歓声を流すという、荒業で乗り切りました。
すみぺの同志である筆者にとって、今回のライブはすみぺからの贈り物だったと思います。
最終の東京公演では、コロナ渦以降の初めてのツアーということもあって、感極まって涙を流したそうです。

【画像引用 ライブドアニュース】

前回のライブ(上坂すみれのPROPAGANDA CITY 2021)の様子

これからのすみぺ

【画像引用 ゲームニュース東京】
8月には初の舞台演劇の出演として「ゲゲゲの鬼太郎」にねこ娘役で出演するそうです。声優で演技をするのはすみぺのみで、他には荒牧慶彦(鬼太郎)、藤井隆(ねずみ男)、浅野ゆう子(砂かけ婆)、矢部太郎(子泣きじじい)、野沢雅子(目玉おやじ:声)等のそうそうたるメンバーです。筆者も時間が合えば観に行きたいと思っています。
すみぺは最近多くの仕事をこなしているのですが、あるTV番組を急性の結膜炎で出演を取りやめるということがありました。すみぺに限らず人気声優は声優意外にも、歌、ダンス、演劇、ファンとの交流などの仕事が忙しく、少々ブラックな部分があるように思えます。コロナにかかる声優も多く、あまりムリせずに仕事をしてほしいと思います。

【画像引用 エキサイトニュース】

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local_offerevent_note 2022年5月31日
  • スピノザ

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